指導しても、同じミスを繰り返す…
和を乱す社員のせいで、社風が乱れている…
問題を度々起こす社員に手を焼いている…

「人」の問題はとても悩ましいものです。
会社に合わない社員をどうにか辞めさせたい・・・とお考えになるのも理解できます。
同じように、社員の立場にとっても「合わない会社」に居続けることはマイナスなのです。
やる気のある社員や、有能な社員を社長の感情で辞めさせることは許されることではありませんが、会社を辞めることが会社にも社員にもプラスになるのであれば社長は決断すべきでしょう。
会社にとっても、社員にとってもプラスになる解雇・退職を適法に行うことが大切であると考えています。
ご相談される前に、どうか「その社員の退職が、その社員のためになるか」をお考えください。
双方にプラスになる解雇・退職であればお手伝いさせていただきます。
※経営者さんの独善的な判断での解雇のご相談はお断りさせて頂いておりますのでご了承ください。
こうべみなと社労士オフィスが、社員の待遇への不平不満対応・対策でお手伝いできること
多くの問題社員対応をサポートしてきた、こうべみなと社労士オフィスでは、問題社員を類型化し、その対応をおおまかにですが定めています。
大ボラ型問題社員
大ボラ型問題社員は、実は自分に実力がないことを自覚している人が多いのです。 自分に実力がないので、ウソを言って自分を誇大に見せようとするのです。 ですから大ボラ型問題社員への対策は、「会社が真の実力に気づいている」と自覚させること、が有効になります。 | 勘違い型問題社員
勘違い型問題社員の多くは「自分は仕事ができる」と思っています。 実際の実力以上にプライドが高い人だといえます。 ポテンシャルはもともと高い人も多いので、正当な評価を行い更生に向けての支援を行いながら、進退を自分で判断させるようにするのが大切です。 | |
言うことを聞かない型問題社員 【自意識過剰タイプ】
客観的な業務の評価を行い、自分よりできない思っている社員以下の評価を行い、会社からの評価を伝えることが大切です。 同時に、会社としては業務成績だけでなく、挨拶等の集団行動における基本的な振る舞いも評価の対象であることを伝えることになります。 | 言うことを聞かない型問題社員 【無自覚タイプ】
同じ事を注意しているが、本人は、別の事で注意されていると思っていることが多くみられます。 対策として注意した内容および日時を記録しておき、再三注意しても改善できなければ、退職を促すことになります。 | |
愉快犯型問題社員
愉快犯型社員は辞めることが前提で会社でトラブルを起こします。 ですから、いかに会社が対応をミスしないか、が大切になります。 | ||
このような、問題社員のタイプに応じて、その対応および解雇や退職を戦略的に検討することが大切です。
問題社員の対応と解雇退職をサポートする際のおおまかな流れ
退職シミュレーション

問題社員がどのくらいの時間労働しているのかを正確に把握し、サービス残業に当たるものがどれくらいあるのか等退職時にかかる費用についてシミュレーションします。
また、問題社員の改善を期待した場合にかかる費用もシミュレーションし、どちらを選択するのかを数値で判断できる材料とします。更生を前提に問題社員に対応する

問題社員に対してやめさせる前提で対応すると、その対応を逆手に取られることもあるでしょう。
あくまでも更生を目的とした指導として、社員に対応する姿勢を貫くことが大切です。担当者を決め、複数でやりとりを行い記録を残す

会社としての担当者を決めて、一貫した方針で対応に望みましょう。
ですが、面談する際は必ず複数人での対応を行うようにしましょう。
そして、かならずやりとりの記録を残すようにします。改善の見込みが無い場合は面談

指導を実施しても改善の見込みが見られない場合は、面談を行いその旨を本人に伝えます。
この時は好き嫌いなどの感情ではなく、注意の記録に基づいた経営的な判断であることを明確に説明しましょう。
必要であれば社労士が同席し、法的な説明も行います。
解雇・退職の手続き

退職届が提出されれば、速やかに、社内で決裁を行い、書面で、退職が受理されたことを本人に伝えます。
会社よりの貸与物がある場合は、速やかに、返却されるようにします。
もし、返却できない場合は、その旨を書面で提出させます。
(会社の外で、勝手に廃棄されないために行います。)
引き継ぎなどが不要な場合は、会社の情報などを持ちだされたり、他の社員に悪影響を及ぼす可能性がゼロではないので退職日まで自宅待機させます。
(ただし、その間の給与の支払いは必要です。)
「会社のあたふたしているところが見たかった」女性社員
ハガキで、裏一面に「A、カネ返せ!」「金を返せ、A!」・・・と約20通も同時に会社宛に届きました。
受付を始め、いろいろな人が目にすることになり、今度はハガキの送り主を探すことが必要となりました。
Aさんが恨みを買っている人がいないかと調査していると、同僚の女性と筆跡が酷似していたため、双方に事情を確認したところ、微妙な人間関係があったようです。
(実は、もう一人同僚の女性が絡んでいるようでした。)
なぜ、そんなことをしたのかを確認したところ、「Aさんにも恨みがあったが、会社があたふたしているところが見たかった」
最終的には、この女性社員が、依願退職するという結果で終わりましたが、20年も勤務してこんな形で終了するとはなんともすっきりしない退職でした。
会社は、個人のプライベートまで管理することはできませんが、最近では、匿名で投稿できるサイトに会社の悪口を書き込んでその困った様子を見て、楽しんでいる社員が増えてきています。
もし問題社員に悩んでいたら、こうべみなと社労士オフィスにご相談ください。
社員、会社の双方にとってプラスとなるサポートができるかもしれません。
社会保険労務士
会社を守る就業規則を作る

就業規則を作成するにあたって、次の項目について考慮して作成して下さい。
労働時間を把握する

退職時を含めて、労働争議の争点は、過重な労働時間とサービス残業となることが多いです。
その予防策の一環として、正確に労働時間を把握する必要があります。
タイムカード、自主記入の勤務報告書など行っていることが多いのではないでしょうか?
実際には、その時刻は、出勤した時刻、退勤した時刻が記録されているだけで、実際に働いた時間と相違があると思われます。
最終的には、勤怠管理とは、出勤から退勤までの時間のうち、どのくらい、労働して、自主的に休憩したかを把握することが必要となります。
いきなり、そこまで、行うことは難しいと思いますので、出勤した時刻、退勤した時刻が正確に記録されているからはじめてみませんか?
(自主性に任せていると、意外と、長い目に記録していることが多いです)

会社の期待と、社員の希望が合わない。
そんなミスマッチ社員がいる場合の対応ってとても悩ましいですよね。
同じ考えがなんどもグルグルしている社長さん、まずはこうべみなと社労士オフィスに相談してみませんか。
その悩み、退職シミュレーションを行えば、すっきりするかもしれません。
その問題、こじれる前にこうべみなと社労士オフィスに相談してみませんか?
☎ 078-600-2236 8:30〜18:30(土日祝除く)
〒651-0087 神戸市中央区御幸通6-1-15 御幸ビル8階 MAP


